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株式会社オグラは、Oguraブランドの名義で電圧油圧式の鉄筋カッター、鉄筋ベンダー、油圧パンチャーなどといった携帯式油圧機器を開発・製造・販売しているメーカーです。会社の合言葉は「求められるOgura」としており、ユニークな新製品を常に開発・提供してきことで国内外での業界ナンバーワンを確保することを目標としています。また、株式会社オグラの経営理念はユーザー第一主義を堅持して、国内や世界市場に優れてかつ個性を訴求できる製品の供給、およびアフターセールス・サービスを提供して貢献することとしています。

1928年に、東京都品川区で工作機械用汎用チャックを個人で考案したのが最初であり、1943年には東京都優良発明展にて表彰を受けています。その後、1954年にパイプマシンの量産をスタートし、1957年に現在の株式会社オグラの全身となる（株）小倉チャック製作所を設立しました。1972年にフランスの配管工具メーカー「Virax社」と、欧州全域の製品供給契約を締結して社名を（株）オグラに変更しています。

製品に置いては、1975年頃から鉄筋の電動カッターを開発し、電動ギア方式の鉄筋切断機BC-19とBC-25を発売。この製品で、通商産業省から永続企業顕彰を受けています。翌年の1976年に鉄筋曲げ機のBB-19とBB25を発売し、1978年に鉄筋ベンダーのMB-19とMB-25を発売しました。

そして、1980年に誕生したのが、超小型パイプマシン25型。また、携帯式の小型電動油圧カッターの開発に成功し、現在の主力商品となっています。1982年に電動油圧式パンチャーを開発・発売をスタートし、電動油圧式工具においてトップブランドとして世界中に愛されています。しばらく電動油圧式工具の製造・開発・販売をメインに展開していきましたが、1997年にコードレスモーターと小型油圧によって作られた特殊機器の開発に成功したことをきっかけに、非建築・土木分野へも事業展開をスタートしました。

現在ではアメリカのMQ社、HMI社と鉄筋加工機シリーズ、鋼材加工機シリーズの全米販売代理店の契約を締結し、2000年にはHMI社製のポータブルマグドリルを日本で発売しています。