京都TOP TOOLSは東日製作所の工具の買取を行っています。

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株式会社東日製作所（とうにちせいさくじょ）は、本社が東京都大田区にあるトルク機器専業メーカーです。設立は1949年の5月、日立製作所の下請けとして「東京衡機製造所」の大崎工場に設立したのが最初です。1951年2月にトルクレンチ、クイックトルクレンチの試作に成功し、これらをトヨタ自動車などの製造会社に納入を行いました。その後1952年にトルクレンチが通産省優良自動車部品認定を受けて、翌年には実用新案が登録されています。

さらに1960年5月にはトルクレンチが自動車整備機械工具推奨品に指定され、多くの自動車工場でトルクレンチが使われるようになりました。順調に業績を伸ばした東日製作所は、1980年に東日ヨーロッパをベルギーブリュッセルに設立し、海外にも大きく市場を広げていきます。その後、アメリカにも子会社を設立、国内でも甲府や筑波に工場を建てるなど、世界中で東日製作所のトルクレンチが愛用されています。

東日製作所で扱っている工具は主に、トルクドライバ、トルクレンチ、ヘッド交換式トルクレンチが中心ですが、そこから電動の動力式ハンドトルクツール、多軸用トルクツールなど幅広いトルク関連工具の製造・販売も行っています。東日製作所のトルクドライバとトルク電池は「シグナル式」と、「直読式」の2種類があり、シグナル式は締め付け作業がメインで、設定したトルクに達することで自動的に空転をしてボルトの締め付け過ぎを防止するという仕組み。直読式は測定や検査などの作業に使用する目的のトルクであり、測定値を数値で表示することができます。

また、トルクレンチの中でもヘッド交換式のものは、一本で多種多様なネジの締め付けができるため、世界的に人気が高いです。そして、動力式ハンドトルクツールは、動力式トルクドライバがあり、東日製作所独自のトルク制御メカニズムである「トグル機構」で、精密で正確なトルク管理を可能にしました。また、もう一つは動力式トルクレンチがあり、空気圧式、電動式のタイプなど幅広い製品を発売しています。