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コンポーネントオーディオとはいったいどういったものを言うのでしょうか？コンポーネントオーディオとは自分の好みの製品を買って、その組み合わせによって構築するHi-Fi音響機器のことで、オーディオと呼ばれることの方が多くなっており、ステレオという名称はセパレート型時代から伝統的なものとなっています。単純にコンポと略されることもあります。なお、それぞれの機器については単品コンポとも総称され、レコードプレイヤーやチューナー以外の入力機器はデッキと呼ばれています。

一般的に19インチラックを装備した業務用機器に範をとった17インチの幅のフルコンポを指している場合が多く、それよりさらに大きく、小さい単機能の機器はほとんど含みません。また、同じような構成を取っている幅36センチ程度のものやそれ以降の小型化が進んだものはミニコンポと言われています。1960年代から1940年代当初に人気があったのはセパレート型ステレオでした。家具のようにどっしりとしており、低音も豊かで当時とてしては十分に音を楽しめ、コンポをそろえるより安かったようですね。ですが、拡張性がほぼなく、また一部の機能が故障した場合でもシステム全部をばらして修理をする必要がありました。

最近では性能がアップしたことによって10センチほどの小口径のウーファーであってもボリュームある低音が再生可能となり、大きめのラジカセくらいのサイズのミニコンポが主流となっています。一般的にミニコンポはシスコンで、またシステムコンポではなく単品コンポ的なスペックと、ごく小さい筐体サイズといった新しいコンセプトのものが登場しているようですね。これはアンプがプリメインアンプでなくプリアンプとパワーアンプを別に買うか自作だったり、スピーカーをウーファー、スコーカー、トゥイーターなどの単体ユニットを別々で購入したりすることで、自作の箱に収めるという人もいるようですね。