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MDレコーダーという言葉をよく耳にしますが、いったい正確にはどのようなものなのでしょうか？ここでは、このMDレコーダーについてご紹介したいと思います。

MDレコーダーとはミニディスクを録音、再生するもので、MDデッキと言われることもあります。なお、再生のみの場合はMDプレイヤーと呼ばれています。CDと比べると録音やトラック分けをしやすく、音声の編集に使いやすいのが特徴です。書き換えなどが簡単にできるので手軽に使えます。ですが、一般的に性能上CDと比べると音質は悪いなど、ソース音源としては不向きです。

外部機器から録音する場合は、アナログ録音または光デジタル録音で行いますが、SPモードのDATや、BS／CS放送などといったCDとは違ったサンプリング周波数の音源から光デジタル録音する際には、サンプリングレートコンバータが必要となります。光入力端子のあるデッキやレコーダーのほとんどに搭載されています。携帯型は持ち運びが可能なもので、主にヘッドフォンと組み合わせることで音と聴くものです。録音はCDプレイヤーやマイクから行い、主にポータブルMDプレイヤーやレコーダーのことを言います。

なお、電源は主に乾電池やガム型電池が使われ、ほとんどのモデルではスペース上の問題から本体にはガム電池だけの収納部があり、乾電池は外付けのケースを使っています。一時期は本体に乾電池を収納できるモデルもありましたが、サイズが他のものより大きくなってしまったり、ガム型電池やアルカリ電池との併用ができないなどのことから、採用例は少なかったようです。充電式電池は一部だけのカムコーダに使われているようなスティック型の少し大きめの専用品を使っている割に、持続時間は長いとは言えませんでしたが、内臓アンプのワット数を見直したり、ディスク回転用のブラシレスモーターの小型化や、充電式電池をニッケルカドミウム電池からニッケル水素電池にするなどの改良により、不便さは解消されたようです。