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掃除機の歴史は意外に古く、アメリカやイギリスでは、２０世紀初頭から販売されていました。 全世界的に、本格的に普及し始めたのは、第二位世界大戦後といえましょう。 家庭内でのカーペット使用率が高い欧米から掃除機は始まり、全世界に広まっていきました。 戦後の高度成長に伴う急激な電化の中で、日本でも一家に一台という存在になってきました。 各家電メーカーでは、数々の電気掃除機が開発され、市場をにぎわしてきました。

そうした中で、アメリカのＩＲｏｂｏｔ社のロボット掃除機「ルンバ８８０」が登場し、日本の掃除機業界を一変させました。 そして満を持して同社のロボット掃除機第２弾「ブラーバ３８０ｊ」が日本上陸したのです。 ロボット掃除機は、一般的な掃除機と比べて、さほど吸引力は強くありません。 車輪の付いたロボットが、部屋中を動き回り、床をきれいに掃除してくれるのです。

ブラーバ３８０ｊは、ルンバに比べて、幾分コンパクトなっていますが、その性能はルンバ以上と言われております。 ブラーバ３８０ｊは、ルンバが円形であったのに対し、本体は正方形で、前方部にクロスを取り付ける、クリーニングパッドが掃除します。 そして本体の表面には、ドライモードボタン、電源ボタン、ウェットモードボタンの３つが並んでおり、簡単にボタン操作一つで、掃除の機能を果たしてくれる設計になっています。 からぶきの場合は、ドライモードボタンを押し、開始を示すビープ音が鳴り、あとはブラバーが自動的に、部屋の隅々まで掃除してくれます。

また、ブラーバ３８０ｊは、ぞうきんの代わりに２種類のクロスがあり、白はドライ（からふき）、青はウェット（水拭き）用と、その機能は大きく進化しています。 日本の家の中では、欧米と違って素足で過ごす文化が発達しており、少しのほこりやごみは気になるものです。 また、四つん這いになって床を拭くと、腰を痛めることもあり、掃除がおっくうになるものです。 そうした人には、このブラーバ３８０Ｊは、人に代わって掃除してくれますので、大変貴重な掃除機といえそうです