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森口華弘(もりぐち かこう)は昭和〜平成時代の染色家です。 明治42(1909)年に滋賀県に生まれ、平成20(2008)年死去されました 友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)でもあります。
森口華弘は滋賀県守山に産まれ、平七郎と名づけられました。 森口平七郎は小学校をあがると薬局に奉公に出ます。そして奉公の傍ら薬学校の夜間学部に通い薬剤師になる勉強をするのですが、翌年専門学校を出ないと薬剤師免許が与えられないことになり薬剤師の夢はついえます。 森口平七郎は夜間学部もやめ薬局を務めた後は絵を描いてガラス窓に張り付けていました。 これに目を留めたのが近所の型絵友禅職人の中村という人物で、絵が好きならと友禅の道を熱心に進められ森口平七郎は友禅職人の道を志します。 家族に猛反対されますが母方の従兄である仕立屋坂田徳三郎の助力もあり家族を説得させ、15歳の時に坂田徳三郎に連れられ三代目中川華頓に弟子入りします。 以後30歳で独立するようになるまで中川華頓の下に通い友禅の修行に励みました。 工房では分業制になっており、どこかの一分野の繰り返しで一生を終える職人が多かったのですが、彼は自らの可能性を伸ばすべく仕事以外の時間でも自己の技術の向上と新しい分野での研究に励みます。 ちなみに、25歳の時から坂田徳三郎からもらった雅号である華弘を名乗ります。 昭和14(1939)年、森口華弘が30歳で独立した時も従来の中間業者の下で作品まで規制されることを良しとせず自分の作品が独立した新しい立場をとりました。こうして彼は職人から作家へと転身していきます。 さらに、森口華弘は「撒糊」の技法から苦心して糊を細く細かく砕いたものを湿らせて布に蒔いて防染する独自の森口流「薪糊」技法を創案します。 昭和30(1955)年薪糊を施した「早春」を出品して第2回日本伝統工芸展で朝日新聞社賞を受賞し、これを皮切りに森口華弘は様々な賞を受賞します。 昭和42(1967)年には友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定されました。
森口華弘の作品は彼が独自に編み出した薪糊技法を用いたものが多く、この技法の扱いは極めて巧みで、さりげなく用いられながらもしっかりと作品を支えています。 そしてその薪糊のシャープさが魅力でもあります。彼の薪糊は糊粒自体一つ一つの粒の角が立っていることでキリッとした清々しさが表れ、それが森口華弘の作品のもつ実に律動感あるデザインが一体となって軽やかなリズム感を醸し出しています。
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森口華弘は滋賀県守山に産まれ、平七郎と名づけられました。 森口平七郎は小学校をあがると薬局に奉公に出ます。そして奉公の傍ら薬学校の夜間学部に通い薬剤師になる勉強をするのですが、翌年専門学校を出ないと薬剤師免許が与えられないことになり薬剤師の夢はついえます。 森口平七郎は夜間学部もやめ薬局を務めた後は絵を描いてガラス窓に張り付けていました。 これに目を留めたのが近所の型絵友禅職人の中村という人物で、絵が好きならと友禅の道を熱心に進められ森口平七郎は友禅職人の道を志します。 家族に猛反対されますが母方の従兄である仕立屋坂田徳三郎の助力もあり家族を説得させ、15歳の時に坂田徳三郎に連れられ三代目中川華頓に弟子入りします。 以後30歳で独立するようになるまで中川華頓の下に通い友禅の修行に励みました。 工房では分業制になっており、どこかの一分野の繰り返しで一生を終える職人が多かったのですが、彼は自らの可能性を伸ばすべく仕事以外の時間でも自己の技術の向上と新しい分野での研究に励みます。 ちなみに、25歳の時から坂田徳三郎からもらった雅号である華弘を名乗ります。 昭和14(1939)年、森口華弘が30歳で独立した時も従来の中間業者の下で作品まで規制されることを良しとせず自分の作品が独立した新しい立場をとりました。こうして彼は職人から作家へと転身していきます。 さらに、森口華弘は「撒糊」の技法から苦心して糊を細く細かく砕いたものを湿らせて布に蒔いて防染する独自の森口流「薪糊」技法を創案します。 昭和30(1955)年薪糊を施した「早春」を出品して第2回日本伝統工芸展で朝日新聞社賞を受賞し、これを皮切りに森口華弘は様々な賞を受賞します。 昭和42(1967)年には友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定されました。
森口華弘の作品は彼が独自に編み出した薪糊技法を用いたものが多く、この技法の扱いは極めて巧みで、さりげなく用いられながらもしっかりと作品を支えています。 そしてその薪糊のシャープさが魅力でもあります。彼の薪糊は糊粒自体一つ一つの粒の角が立っていることでキリッとした清々しさが表れ、それが森口華弘の作品のもつ実に律動感あるデザインが一体となって軽やかなリズム感を醸し出しています。
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