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田島比呂子(たじまひろし)は昭和〜平成時代の染色家です。本名は博です。 大正11(1922)年に東京に生まれ平成26(2014)年死去されました。 手描友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)でもありました。
田島比呂子は昭和11(1937)年から友禅の模様師である高村樵耕(しょうこう)、柳治(りゅうじ)親子に弟子入りし修行に励みました。 絵が下手な分人の5倍も6倍も努力しなければと彼はひたすら写し絵に励んだそうです。 20代〜30代は満州での兵役、さらに結核で療養生活で制作を中断せざるを得ない生活を送りながらもわら半紙に絵を描き続けました。 昭和29(1954)年には友禅作家として独立し、本格的に創作活動を始めます。 田島比呂子は伝統技術に独自の工夫を加え下絵を中心とした手描き友禅を独自の芸術性豊かな現代の作品として完成させてゆきます。 この田島比呂子の作品は高く評価され昭和36(1961)年日本伝統工芸染織展に初入賞してからは以後毎年入選、昭和41(1966)年には日本工芸総裁賞授賞を受賞、その後も昭和62(1987)年には紫綬褒章を受章、平成5(1993)年には勲四等旭日小綬章など様々な栄えある賞を受賞していきます。 これらの功績を認められ、平成11(1999)年には友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定されます。 また、昭和42(1967)年からは日本伝統工芸展の監査委員を務め、昭和47(1972)年には理事に就任されました。
田島比呂子の作品は、柄がくっきりと立体的に浮かびあがってくるのが特徴の「堰出し友禅」を得意とし、それにうたせ糊などの技法で色彩に奥深さと味わいを持たせてあるのが魅力です。 野鳥や野の花や木、自然現象などを題材とし、生き生きとした自然界を穏やかな色調でまとめ上げられとても詩情豊かな作品になっています。 これには、田島比呂子が長年染色の修行に励む傍ら嗜んでいた短歌も影響しているのかもしれません。 結核の療養中も絵を描く傍ら短歌を詠み、その短歌にも自然に対する優しいまなざしと優れた観察眼が伺えます。
また、田島比呂子は下絵描きから染め上げ、糊落としまで全て一人で仕上げる数少ない作家でもあり、自らに「生涯書生終生未熟」と言い聞かせ常に厳しい姿勢で創作活動にあたった人物でもありました。
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田島比呂子(たじまひろし)は昭和〜平成時代の染色家です。本名は博です。 大正11(1922)年に東京に生まれ平成26(2014)年死去されました。 手描友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)でもありました。
田島比呂子は昭和11(1937)年から友禅の模様師である高村樵耕(しょうこう)、柳治(りゅうじ)親子に弟子入りし修行に励みました。 絵が下手な分人の5倍も6倍も努力しなければと彼はひたすら写し絵に励んだそうです。 20代〜30代は満州での兵役、さらに結核で療養生活で制作を中断せざるを得ない生活を送りながらもわら半紙に絵を描き続けました。 昭和29(1954)年には友禅作家として独立し、本格的に創作活動を始めます。 田島比呂子は伝統技術に独自の工夫を加え下絵を中心とした手描き友禅を独自の芸術性豊かな現代の作品として完成させてゆきます。 この田島比呂子の作品は高く評価され昭和36(1961)年日本伝統工芸染織展に初入賞してからは以後毎年入選、昭和41(1966)年には日本工芸総裁賞授賞を受賞、その後も昭和62(1987)年には紫綬褒章を受章、平成5(1993)年には勲四等旭日小綬章など様々な栄えある賞を受賞していきます。 これらの功績を認められ、平成11(1999)年には友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定されます。 また、昭和42(1967)年からは日本伝統工芸展の監査委員を務め、昭和47(1972)年には理事に就任されました。
田島比呂子の作品は、柄がくっきりと立体的に浮かびあがってくるのが特徴の「堰出し友禅」を得意とし、それにうたせ糊などの技法で色彩に奥深さと味わいを持たせてあるのが魅力です。 野鳥や野の花や木、自然現象などを題材とし、生き生きとした自然界を穏やかな色調でまとめ上げられとても詩情豊かな作品になっています。 これには、田島比呂子が長年染色の修行に励む傍ら嗜んでいた短歌も影響しているのかもしれません。 結核の療養中も絵を描く傍ら短歌を詠み、その短歌にも自然に対する優しいまなざしと優れた観察眼が伺えます。
また、田島比呂子は下絵描きから染め上げ、糊落としまで全て一人で仕上げる数少ない作家でもあり、自らに「生涯書生終生未熟」と言い聞かせ常に厳しい姿勢で創作活動にあたった人物でもありました。
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