京都TOP楽器屋さんはグレコのギターの買取を行っています。

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ギタープレイヤーでなくてもグレコというブランドを一度は聞いたことがあるはず。グレコというギターブランドは1960年に日本で創業したギターとベースのブランドで、楽器の総合商社である神田商会が持つプライベートブランドとして始まり、国内生産のハイクォリティ商品のコピーモデルとオリジナルモデルで一世を風靡しました。最近ではゼマティスのライセンス生産で話題となり、品質が高くオリジナリティあふれるギターを製造しています。

1948年に創業した神田商会は音楽業界で商社としてアーニーボール・ミュージックマン、スターリン、グレッチ・エレクトロマチック、ヴィジェなどといった色々なブランドを取り扱っているのですが、輸入や販売の他にも製造に力を入れているブランドとして有名です神田商会はアメリカフェンダー社とのかかわりがとても強く、フェンダー社株を山野楽器の14パーセントに次いで13パーセント近く保有している会社です。

50年以上もの歴史を持つグレコは、人気アーティストの意見を取り入れつつ、いくつもの伝説的なギターを製造してきたとして有名です。特に日本でロックが広まっていった1970年代において、プレイヤーのほとんどがグレコを使っていました。最近でも当時の様子を物語るかのように、中古や日本のヴィンテージとして多くのグレコが取引されているようです。

では、グレコの中でも名機と言われているものをご紹介してみましょう。1978年にデビューしたミラージュは、魅力あふれる日本初のオリジナルギターを作る、といったコンセプトによって、神田商会と星野楽器、富士弦楽器の3社が合同開発して作られた日本発祥の変形ギターです。当時、グレコ　ミラージュは国内向けとして、アイバニーズ　アイスマンは海外向けとして発売されました。この二つは金属部品などに違いこそありますが、どちらもフジゲンで作られたギターで、アイスマンがキッスのポール・スタンレー氏に愛用されたので、ミラージュも日本で大ヒットしました。