京都TOP楽器屋さんはヴァンザントのギターの買取を行っています。

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ヴァンザントというメーカーは、1980年代末に生まれたピックアップメーカーで、ヴィンテージ以上のヴィンテージ・・とまで言われたほどのハイクォリティなハンドメイドピックアップは、スティービー・レイ・ボーン氏や、エリック・ジョンソン氏が愛用して人気が出て、知名度があっという間に上がりました。その後、このピックアップの性能を発揮するギターを目指し、ヴァンザントというブランド名で日本の工房によってギターの製造が始まったのです。

ヴァンザントのギターは、ヴィンテージギターに迫るサウンドクォリティと、現代の楽器の利便性を兼ね備えた、ネオヴィンテージなハイエンドギターを目指して作られており、そのため廉価版や量産品を製造することはなく、どれも熟練のクラフトマンによって丁寧にきちんと作られています。見た目的にはフェンダーのコピーブランドと言えますが、コピーの範疇にはおさまりきれない音とクォリティが特徴となっています。また、コンディションとクォリティについてメーカー側が責任を持つ、という姿勢なので、新品を買った人に限って木工部分に対し永久保証が付いています。

ポリウレタン塗装に比べラッカー塗装は塗膜を薄くすることができるので、楽器の振動を邪魔せず音質がよくなるのですが、ヴァンザントでは下地から高級ニトロセルロースラッカーで薄く塗装がされています。ラッカーはギターが出荷されてからも少しずつ揮発し、年単位で硬化します。時間と共に木目が浮き出てきたり、変色したり、と味わいが出てくるのですが、それにつれて音も豊かに響き、抜けのいい音へ変化します。

日本のクラフトマンによって作られたよくなるギターにヴァンザントのピックアップをマウントすることによりヴァンザントのギターは完成すると言ってもいいでしょう。ピックアップはそれぞれ狙った音を持っていて、50年代や60年代など狙った年代、ブルースやロックといったジャンルにフィットするように作られており、ヴィンテージギター特有のこりっとした成分がブレンドされた、はっきりと抜ける音を得ることが可能です。