骨董品・美術品・古美術買取専門店のTOP堂は香合を買取中。
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香合は、茶道において「香(香木や練香)」を入れる蓋付きの小さな容器を指します。茶会において床の間に香炉(お香を焚くための器)を飾る際にその脇に取り合わせて並べて置いたり、炭手前(すみでまえ・茶席において前座的に客の前で炉や風炉に炭を置く所作)では棚に羽箒と共に置き合わせたりするほか、炭手前がない場合には香合を床の間に帛紗(絹布)や紙釜敷(和紙を数枚重ねて四つ折りにしたもの)に載せて飾ります。座敷を清めるために香を焚く風習は古くに中国から日本へ伝わり、飛鳥時代には早くも流行していたと言われています。
日本の茶道の歴史がまだ浅かった当初は香道の道具である香箱や女性の化粧品容器(たとえば白粉入れ)などを香入れとして転用して使っていましたが、その後歴史を経て、茶道のための香合が様々な形で展開され、単なる香の容れ物としてではなく、幅広い趣味の多様性や厳しい鑑賞の視点に耐え得る非常に数多くのバリエーションを生んできました。江戸末期・安政年間(1955年頃)に刊行された『形物香合相撲』では、相撲の番付表になぞらえて東西にわけて200以上の種類や形状にわたる香合が一堂に列挙紹介されており、その人気の高さや趣味の幅広さがうかがい知れます。
香合は、その材質(素材や加工法)と形状によって大きく分類されます。使用する場合には、風炉(ふろ・釜を沸かす炉で、だいたい5月初旬から10月末まで使用する)には塗物製の香合、炉(ろ・茶席の床を四角く切り灰を入れ、火を焚いて釜を沸かす)には陶磁器と使い分けるのが一般的ですが、流派によっては区分を定めていないケースもあります。
1) 素材別の分類
1.陶磁器(中国系・舶来系):青磁、染付、呉須、祥瑞(しょんずい)、南蛮など/ 2.陶磁器(朝鮮系):李朝、高麗など/ 3.陶磁器(国焼/日本製のもの):織部、瀬戸、志野、伊賀など/ 4.竹・木工類/ 5.塗物:蒔絵、螺鈿(らでん)、堆朱(ついしゅ)、鎌倉彫など
2) 形状による分類
前述のように他の器の転用から始まった香合は、茶道の広がりや普及につれて単なる「蓋付きの小さな器」の形状を超えて、動植物や人物、故事や縁起物にちなんだ様々な形のものがつくられており、茶席でも注目を集める魅惑の小品アイテムとして位置づけられています。
なお、香合を使う際には、香を入れたままにすると染みになるおそれがあるため、必ず用いる時にだけ香を入れるようにします。陶磁器の香合を使用する場合は、あらかじめ本体を水につけたのち布巾で余分な水分を取り除いてから用いることで染みや汚れの付着を防ぎます。また、漆器や木地の香合を使う場合は、傷つきやすいので片付ける前に柔らかい布でから拭きをするようにします。
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香合は、茶道において「香(香木や練香)」を入れる蓋付きの小さな容器を指します。茶会において床の間に香炉(お香を焚くための器)を飾る際にその脇に取り合わせて並べて置いたり、炭手前(すみでまえ・茶席において前座的に客の前で炉や風炉に炭を置く所作)では棚に羽箒と共に置き合わせたりするほか、炭手前がない場合には香合を床の間に帛紗(絹布)や紙釜敷(和紙を数枚重ねて四つ折りにしたもの)に載せて飾ります。座敷を清めるために香を焚く風習は古くに中国から日本へ伝わり、飛鳥時代には早くも流行していたと言われています。
日本の茶道の歴史がまだ浅かった当初は香道の道具である香箱や女性の化粧品容器(たとえば白粉入れ)などを香入れとして転用して使っていましたが、その後歴史を経て、茶道のための香合が様々な形で展開され、単なる香の容れ物としてではなく、幅広い趣味の多様性や厳しい鑑賞の視点に耐え得る非常に数多くのバリエーションを生んできました。江戸末期・安政年間(1955年頃)に刊行された『形物香合相撲』では、相撲の番付表になぞらえて東西にわけて200以上の種類や形状にわたる香合が一堂に列挙紹介されており、その人気の高さや趣味の幅広さがうかがい知れます。
香合は、その材質(素材や加工法)と形状によって大きく分類されます。使用する場合には、風炉(ふろ・釜を沸かす炉で、だいたい5月初旬から10月末まで使用する)には塗物製の香合、炉(ろ・茶席の床を四角く切り灰を入れ、火を焚いて釜を沸かす)には陶磁器と使い分けるのが一般的ですが、流派によっては区分を定めていないケースもあります。
1) 素材別の分類
1.陶磁器(中国系・舶来系):青磁、染付、呉須、祥瑞(しょんずい)、南蛮など/ 2.陶磁器(朝鮮系):李朝、高麗など/ 3.陶磁器(国焼/日本製のもの):織部、瀬戸、志野、伊賀など/ 4.竹・木工類/ 5.塗物:蒔絵、螺鈿(らでん)、堆朱(ついしゅ)、鎌倉彫など
2) 形状による分類
前述のように他の器の転用から始まった香合は、茶道の広がりや普及につれて単なる「蓋付きの小さな器」の形状を超えて、動植物や人物、故事や縁起物にちなんだ様々な形のものがつくられており、茶席でも注目を集める魅惑の小品アイテムとして位置づけられています。
なお、香合を使う際には、香を入れたままにすると染みになるおそれがあるため、必ず用いる時にだけ香を入れるようにします。陶磁器の香合を使用する場合は、あらかじめ本体を水につけたのち布巾で余分な水分を取り除いてから用いることで染みや汚れの付着を防ぎます。また、漆器や木地の香合を使う場合は、傷つきやすいので片付ける前に柔らかい布でから拭きをするようにします。
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