骨董品・美術品・古美術買取専門のTOP堂では、急須純銀の買取を行っています。

TOPではあなたの急須純銀を高額査定で買取します。お電話での無料査定も承っております。 お電話では型番と状態をお伝えいただければ、簡易査定も可能です。 急須純銀を売りたいと思ったら、TOPへご連絡をください。

TOPでは急須純銀を高価買取中です。 急須純銀は新品でも、中古品でも高価査定いたします。店舗への持ち込み、出張買取、宅配買取もしておりますので、お気軽にご連絡ください。

急須は煎茶用語ですが、語源は中国に遡り、急いで酒を燗につけるときに直火にかけた器物であったためこのように名称づけられ、後に煎茶道で茶を淹れるために転用され、現代にまで伝わってきました。急須の持ち手が付けられた位置や形状によって、上手（やかんのように上部に手がついたもの）、後ろ手（注ぎ口の反対側に持ち手がついたもの）、横手（横向きに棒状の手がついたもの）などに分類されます。

一般的な急須の素材は陶磁器や金属製のものが広く使われていますが、特に金工技術の粋を極め、茶人の趣味を色濃く反映した代表的な一品として、純銀製の急須・銀瓶（ぎんびん）が挙げられます。茶道具が歴史上様々な貴族や武士、文化人ら時代を極めた人々にとってのステータスシンボルであったように、純銀急須・銀瓶も同様に重宝され、それに対応して銀という貴金属を用いて贅を尽くして造形されてきました。

純銀急須・銀瓶は、非常に高価な地金を全体に用いてつくられているため、基本的に無駄が排除された洗練された姿形をしています。古くは熟練した金工職人たちの手によって、一つの純銀の金属塊や厚板を、金槌や木槌を使って丁寧に叩きながら薄く打ち延ばして成形してつくられてきました。ただ単純に材料を均一の厚さに延ばすのではなく、完成形として見た目の造形美や重厚感、火にかける際の実用性、また人が持ったときの安定した重心位置など様々な要素に配慮して、部分的に巧妙に厚みを変えながら製作されていることが、伝統的な上級品の純銀急須・銀瓶です。

純銀急須・銀瓶の人気の高さや、加工技術の発展によって現代では機械製のものも広く出回るようになりました。急須の表面には文様や絵柄を配したものも多くあり、それらはまた金工職人の腕の見せどころとなっていますが、特に人気が高く一般的な文様の一つは霰（あられ）と呼ばれる小さな円錐形の突起が全体を覆うものです。エッジの効いた突起が全体を覆い美しい景色となっている精巧な完成品は、銀瓶・純銀急須の中でも特に価値のある高級品として現代でも珍重されています。