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ゲッターロボは永井豪・石川賢原作の漫画であり、１９７４年から１９７５年に全５１話が放送された東映アニメーション制作のロボットアニメです。

早乙女研究所で宇宙開発用のロボットとして開発されているゲッターロボ。 このゲッターロボが活動するためのエネルギー源として研究されいたのが「ゲッター線」と呼ばれる未知の宇宙線でした。 実はこのゲッター線は、人類が存在するはるか以前に地上の支配をしていた「恐竜人」にとっては天敵ともいえる存在でした。 恐竜人は人類よりはるか昔にゲッター線により地底へと追いやられ長い眠りについていましたが、地上奪回を目的として目覚めメカザウルスを地上に投入して侵攻を開始。

メカザウルスを有する恐竜帝国は地上侵攻の一手として、自分たちの弱点ともいえるゲッター線の研究を行っている早乙女研究所を襲撃し、早乙女研究所はゲッターロボの実験機とテストパイロットを失ってしまうことになります。 しかし、このときに浅間学園に通う３人の高校生が協力して、ゲッターロボと恐竜帝国の戦いの火ぶたが切って落とされるのでした。

この作品は「合体・変形ロボット」作品の元祖とも言える作品であり、この作品の放送以降複数の兵器やロボが合体や変形を行う作品が爆発的に増えていきました。 それくらい合体・変形というのは子供たちの心を鷲掴みにしたのです。

当時の作品の多くは正義の味方が悪を倒すという「勧善懲悪」が物語の基本となっていました。 ゲッターロボもこの基本に沿っていたのですが、なんと物語の終盤では敵に敗北、主人公格の仲間まで戦死してしまうという当時としては衝撃的な内容となっていました。

また、この作品が放送され数十年という時間が流れた後も「真ゲッターロボ」、「新ゲッターロボ」という名前で新しい作品が作られています。 この新作に登場するゲッターロボのプラモデルもコトブキヤなどから販売されており、当時を懐かしむ大人がプラモデルの虜となっています。

最新技術を使って作られた新作のかっこいいプラモデルを楽しむのもいいですし、当時発売されていた懐かしさ溢れる旧キットを作るのも当時の思い出に浸れて楽しいかもしれませんね。