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流星人間ゾーンは、１９７３年に全２６話が放送された特撮テレビドラマです。 この作品の物語は地球であり、主人公は異星から安住の地を求めて脱出し地球にたどり着いた「防人一家」です。

もともと防人一家はピースランド星と呼ばれる平和な星に住んでいました。 しかしこの星はガロガバラン星人と呼ばれる異星人の侵略を受けて、壊滅状態に陥ってしまいます。 その際にピースランド星から宇宙船バンドラカプセルを使って脱出した人々を流星人間と作品内では読んでいます。 つまり地球にたどり着いた防人一家も流星人間だということです。

流星人間であった防人一家は、地球にたどり着き新しい生活をスタートさせます。 そんな矢先、かつて自分たちの故郷であるピースランド星を壊滅に追い込んだガロガバラン星人が地球を征服目標にしていることを知ったのです。 防人一家にとって地球は自分たちの第二の故郷でもあります。 地球を守るために防人一家は、流星人間ゾーンとしてガロガバラン星人から地球を守るべく立ち上がるのでした…。

この作品のには、適役として様々な恐獣があらわれます。 その中にはキングギドラやガイガンなどもおり、ゴジラが防人一家の味方として登場するのもこの作品の見どころのひとつです。

また作品自体は特撮ヒーローものなのですが、恐獣との戦いで輪投げやジャンケンが用いられたり非常にコミカルな演出などもされています。 第２次怪獣ブームのピークに放映されたこの作品は他作品の有名怪獣が登場したこともあって最初は高い視聴率をキープしていますが、最終的には２クールで終了することとなり、話自体も区切りがつかないまま終わってしまった作品でもあります。

この作品内に登場する流星人間ゾーンのプラモデルはアオシマなどから当時は販売されていました。 流星人間ゾーンだけでなく、マイティーライナーやスモーキーといった戦いのサポートをするメカのプラモデルも登場していました。 中には現在では絶版となっているものも多く、オークションや中古市場では高値で取引されている場合も多いです。