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頭文字Ｄは１９９５年から２０１３年までの１８年もの間「週刊ヤングマガジン」に連載された漫画であり、漫画を原作としたアニメ・映画も存在します。

頭文字Ｄ（イニシャルＤ）は通称「イニＤ」とも呼ばれており、秋名最速の称号を持つ元走り屋の父を持つ主人公の拓海が様々な登場人物との熱いカーバトルを繰り返しながら、公道最速を目指していく物語です。 車好きはもちろんですが、それ以外でも「頭文字Ｄ」という作品の名前をどこかで聞いたことがあるという人は多く、 中には作中に登場する車通称「ハチロク」の名前も車には詳しくないけど知っているという方も多いでしょう。

それだけ頭文字Ｄが世間に与えた影響というものは大きく、車好きなら一度は漫画を手に取ったことがあるのでは？というくらいの人気度を誇っています。 まさに車好きの原点ともいっても過言ではない頭文字Ｄという作品。 この作品の中には主人公拓海とバトルをするたくさんの登場人物が存在しますが、それと同時にたくさんの車も登場します。 頭文字Ｄの世界にはまり込む多くの人が登場人物が織りなすカーバトル、かけひきなどに引き込まれると同時に作中で描かれる車の魅力にも引き込まれていったのです。

本作の主人公である拓海は、「トヨタ・スプリンタートレノ・ＡＥ８６型」通称「ハチロク」に乗っていますが、本作の人気に伴い車の価格が高騰、のちの２０１２年にはトヨタから小型ＦＲスポーツカー「トヨタ８６」が販売されるなど車市場に大きな影響をもたらしました。

そんな作品内に存在するたくさんの魅力ある車は、プラモデルとしても販売されています。 フジミ、アオシマから「頭文字Ｄ」の名前を冠したプラモデルも販売されていますが、それ以外のカーモデルとして「頭文字Ｄ」の名前が付かずに販売されているプラモデルも多く存在します。

プラモデルとして色分けが不十分なもの、接着が必ず必要なものも多いですが、「憧れのあの車を自分の手で…。」という思いを抱く頭文字Ｄファンの中での人気は未だ衰えることはないでしょう。