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「ジャイアントロボ」と言っても、その作品は大きく分けると三つに分類することができます。 ひとつめが１９６７年から１９６８年に週刊少年サンデーで連載され、その後テレビドラマとして日本の特撮巨大ロボット作品の代表作ともなったジャイアントロボ。 ふためつが１９９２年から１９９８年の間ＯＶＡとして全７話が制作された「ジャイアントロボ—地球が静止する日」。 みっつめが２００７年に全１３話で配信が開始されたアニメ「ＧＲ—ＧＩＡＮＴ　ＲＯＢＯ—」。

ふたつのアニメ作品は、どちらも漫画版であるジャイアントロボとテレビドラマ版であるジャイアントロボを原作にしており、 原作誕生から３０〜４０年以上という時間が経ってからもリメイクされています。 このことからも、ジャイアントロボの人気がうかがえます。

実際に最初にテレビドラマとして映像化されたジャイアントロボはそのストーリーが「ロボットと少年の交流」というストーリーながらも、 メインターゲットである男の子だけにとどまらず女の子の心も掴みました。

また後にアニメとしてリメイクされた作品では、豪華な声優陣やクオリティの高い作画、そして作品には欠かせない巨大ロボットの活躍など多くの見どころがあり、 今なお多くの人の心を魅了しています。

そんな作品の中で活躍するロボットは、プラモデルとしても販売されていました。 漫画及びテレビドラマが今から４０年近く前の作品ですから、その当時販売されていたプラモデルも今のプラモデルに慣れた方にとっては作りが甘いのは仕方のないことです。

しかし、その人気ゆえにいまだにプラモデルのファンが多いのも事実です。 当時テレビの前でジャイアントロボの活躍を応援していた自分の姿を思い出しながら、時代を感じるプラモデルをぱちぱちと組むのもひとつの模型の楽しみ方です。

少し前には最新の技術で作られたフィギュアも販売されるなど、時代が流れてもその人気が劣ることがない。 それがジャイアントロボという作品です。