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　建築とは人間が活動するための空間を内部に持った構造物を計画・設計・施工・使用するに至るまでの行為の過程全体、あるいは一部のことを指します。また、そのような行為によって作られた構造物そのものを指すこともあります。

　次に、建築関係の本を紹介します。1冊目は原口 秀昭『ゼロからはじめる「木造建築」入門』です。ブログにイラスト付きで木造の基本を学生向けに書いたものを再構成して、教科書にも使えるようにまとめました。構成は、まず全体像を押さえて、次に軸組みから仕上げへと進むようにしましています。主に工事の順に、軸組みは下から上へ、仕上げは外装から内装へとしています。

　2冊目は栗原哲彦・佐藤安雄・吉野はるか 他 作画・ジーグレイプ 制作『マンガでわかる測量』です。さまざまな測量技術の中から、「距離測量」・「トラバース測量」・「平板測量」・「水準測量」という教育機関で講義される測量の基礎だけを取り上げました。これらの測量の基礎をマンガでわかりやすくまとめています。

　3冊目は日本建築学会 編集『鉄骨工事技術指針・工場製作編』です。この本では次のことを期待して記述しました。日本に建設される通常規模形態の建物の鉄骨の標準的品質レベルを示すJASS6の各条文についてその主旨や真意を正しく理解すること、製作業者が製品の品質に対する責任を自覚し、そしてこれに対応できる自主的な管理体制整備の目安となることを期待しています。また、条文とした背景理由などを詳細に記述しています。必要に応じて、加工細則ともいえるものも記述しています。さらに、発注者がJASS6仕様以外の特記仕様をつくる便宜と、将来の技術の発展を促すことを意図して、現状では普遍化していない新技術なども紹介しています。

　最後に、建築関係の資格について取り上げます。建築士・施工管理士の資格として1級建築士・2級建築士・木造建築士・1級管工事施工管理技士・2級管工事施工管理技士が挙げられます。他に、インテリア関連ではインテリアコーディネーターとインテリアプランナーが挙げられます。