京都TOP書房では税理士教材など書籍の買取を行っています。

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　今回はTAC・LECの税理士教材について取り上げます。まず、TACの税理士教材については、TAC出版と資格の学校TAC税理士講座による独学者向けコースが開発しています。特徴として次のような点が挙げられます。「スタートアップ講義」で簿記の学習経験を活かして、税理士試験対策の基礎の段階からどのように学習すれば良いかレクチャーします。全部で3回あります。そのうち第1回と第2回を無料で公開しているようです。TACの税理士講座を受講すると、テキストとして『みんなが欲しかった！税理士の教科書&問題集』を使います。

　膨大な学習範囲から合格に必要な論点をピックアップしているので、効率的に基礎学習が進められます。「たくさん問題を解きたい！」という受験生を応援するため、次の問題集を20%OFFで購入することができます。『2017年度版　簿記論 問題集セット』（2016年9月刊行予定） 全3冊セット、『2017年度版　財務諸表論 問題集セット【基礎編】』（2016年9月刊行予定） 全2冊セット、『2017年度版　財務諸表論 問題集セット【応用編】』（2016年12月刊行予定）です。TACの場合、オリジナルテキストと市販のテキストを組み合わせて使っているようです。

　次にLECの税理士教材について取り上げます。サンプルとして必須科目である簿記論・財務諸表論について取り上げます。LECは2科目同時合格を目指す「簿財横断」のために、簿財一体型のオリジナルテキストを開発しました。共通部分に着目した合理的・効果的なテキストになっています。税理士試験を突破するためには、講義での知識習得と同等以上に、問題演習が重要です。講義で得た知識をすぐに問題演習で試すことにより、その定着率は飛躍的に高まると考えています。

　なお、「簿記論」と「財務諸表論」の出題形式が異なることから、計算2編、理論1編に分かれ、科目ごとに対策を行っていきます。知識習得期の段階から定期的に本試験と同じ2時間問題の実力確認テストを実施することがLECの特徴として挙げられます。テストをすることで、各時点における学習達成度の確認と弱点の早期発見ができ、同時に実践的な解法トレーニングも行うため、「合格する答案」を作成する能力がスムーズに身につきます。