京都TOP書房では古典芸能関連の本など書籍の買取を行っています。

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　伝統芸能とは日本に古くからあった芸術と技能の総称です。特定階級または大衆の教養・娯楽・儀式・祭事などを催す際に付随して行動化または行事化されたものを言います。これらの芸能と技能は特定の形式に系統化して伝承または廃絶されたものを言います。伝統芸能には有形または無形のものがあります。例えば、日本の伝統芸能として詩歌・音楽・舞踊・絵画・工芸・芸道などが挙げられます。

　形式として次のように分類されています。歌の場合、和歌では長歌・短歌・旋頭歌・片歌・連歌、俳諧では俳句・連句・琉歌などがそれぞれ挙げられます。日本舞踊では神楽・田楽・雅楽・舞楽・猿楽・白拍子・延年・曲舞・上方舞・大黒舞・恵比寿舞・纏舞・念仏踊り・盆踊り・歌舞伎舞踊などが挙げられます。

　演劇の場合、能では能楽・狂言・歌舞伎・人形浄瑠璃が挙げられます。音曲の場合、雅楽では謡物・歌舞・管弦・舞楽、邦楽では箏曲・琵琶曲・胡弓楽・尺八楽・三味線楽・地歌が挙げられます。浄瑠璃節では義太夫節・常磐津節・富本節・清元節・新内節・河東節・宮園節が挙げられます。唄では地歌・長唄・荻江節・歌沢・端唄・小唄・都々逸・民謡・島唄（奄美民謡）が挙げられます。

　演芸では講談（講釈）・落語・浪花節（浪曲）・奇術・萬歳・俄・梯子乗り・女道楽・太神楽・紙切り・曲ゴマ・写し絵・花火が挙げられます。工芸では彫金・漆器・陶芸・織物が、芸道では茶道・香道・武芸・書道・華道がそれぞれ挙げられます。

　最後に、日本の古典芸能に関する本を紹介します。まず、日本博学倶楽部『古典芸能を楽しむ本 落語・歌舞伎から能・狂言まで』を紹介します。古典芸能と聞くと、「古くさい」「難しそう」とイメージするかもしれませんが、このようなイメージは大間違いです。なぜなら、古典芸能は練りに練り上げられた日本のエンターテインメントだからです。しかし、スポーツもルールを知らなければ楽しめません。古典芸能も同じです。古典芸能には楽しむためのツボがあります。この本では、古典芸能をもっと楽しむためのナビゲーターとして、初心者にも分かりやすく解説しています。