京都TOP書房では限定本など書籍の買取を行っています。

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　限定本にはイベントなどで限定販売された本やサイン本などが挙げられます。まず、限定された本には頒布の時期や頒布部数が限られた同人誌、または極めて短かったり少なかったりする特殊な同人誌があります。これらの本は同人誌のイベントなどで見られます。

次に、サイン本について取り上げます。サイン本とは著者または関係者が署名した書籍のことをいいます。サインする箇所は扉部分が多いと言われています。サイン以外に為書きなどが添えられる場合があれば、漫画家の場合についてはイラストがつくこともあります。サイン本については、販促活動の一環として書店などで行われるサイン会などで入手するのが一般的です。

サイン本とほぼ同じような本で署名本があります。署名本の特徴として、謹呈とか恵存と書き、相手の名前と自分の名前を書くことが特徴として挙げられます。署名本は、著者が直接本に手を触れて署名をしたということで、読者に親しみが伝わります。また、ペン書きよりも毛筆書きが喜ばれるとも言われています。さらに、識語や俳句などが入っていれば、限定本としての価値が上がると言われています。

　次に、限定本を中心に販売している書店を紹介します。まず、天牛書店を取り上げます。天牛書店は1907年（明治40年）創業で、大阪府に本社があります。「ふるほんや天牛」として地元の人々に親しまれています。ホームページによれば限定本・豆本で91件ヒットします。その中から、谷崎潤一郎『蓼食ふ虫(限定版)』が8,000円で、谷崎潤一郎著・安田靫彦挿画『盲目物語(限定版)』が10,000円で、谷崎潤一郎著・鏑木清方挿画『少年(限定版)』が8,000円で、谷崎潤一郎『少将滋幹の母』が12,000円でそれぞれ販売されています。

　最後に、夏目書房について取り上げます。夏目書房は古書古本の聖地と呼ばれる神田神保町にあります。ホームページよりサンプルとして、高村光太郎『高村光太郎献呈識語署名本・葉書』が350,000円で販売されています。他に著名人の限定本が多数販売されています。