京都TOP TOOLSは工具のデジマチックデプスゲージの買取を行っています。

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デジマチックデプスゲージとは、加工品などの段差・深さを測定するために製作された専用測定器です。深さゲージという呼ばれ方もしています。穴や溝部分の深さ、あるいは平面状に部分の高突き出した部分の高さを計測する測定器具です。一般的に長さや幅を測定する時に使用するノギスに類似した形で、副尺部と本尺部の測定箇所を測定穴と基準面にタッチさせ、副尺で0.02mmor0.05mmまで計測します。

測定方法としては、ベースと呼ばれるゲージの底部分をゼロ点に傾かないように密着させ、、ゼロ点設定をします。（その時、外枠部分をクランプでしっかりと固定させます）その位置からベース下に出ている測定子が突出した量をデジタル表示の数値で確認します。比較測定を実施する時には、ゲージを基準寸法にセットし、ZEROスイッチを押します。（この時、長押しにならないように気をつけてください）表示の数値ががゼロにリセットされ、INCの文字が表示されたのが確認できれば基準寸法との比較測定が可能な状態になります。絶対値測定を実施する時は、まず電源をONにし、絶対値を表示しているか確認します。

通常デジマチックデプスゲージは電源ONにしたら絶対値が表示されるようになっておりINC表示が無ければ、そのまま絶対値測定が可能です。INC表示が出ている場合は、ZERO/ABSスイッチを長押し（2秒以上）してください。これでINC表示が画面から消えたら絶対値測定が可能です。

デジマチックデプスゲージは基本構造的にはデジタルマイクロメータと同じ構造となっていますが、測定するときの注意点も近い物があります。1mm単位の測定では大きく影響はしませんが、0.01mm単位で金属製品や樹脂製品を測定する時に、重要になるのが温度管理です。金属や樹脂は熱で膨張をする性質があり、高温の部屋で測定をしたり、長時間手で握っていた物を測定したりすると測定値に誤差が出てきます。常温の部屋で素手で触らない環境での測定を推奨します。もっと厳密に言いますと、製品測定には、明確な測定管理基準があり、基準室温に対して公差が＋-5°Cに設定され、温度測定器として登録された温度計での記録が必要になっています。