京都TOP TOOLSは工具のエアーネイラの買取を行っています。

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エアーネイラは、空気の力を利用してハイスピードで釘やステープルを打ち込むことができる電動工具です。エアーネイラを使うことで、手で釘を打つよりも何倍も速く打ち込むことができるため、家具・木工、梱包作業の他、住宅建築にも使われています。エアーネイラはネイラの動力の元となるエアーコンプレッサーと、空気をネイラに送るためのホースで構成されています。そのため、エアーネイラを使うには、動力源のエアーコンプレッサー、ホース、ネイラの3点が最低限必要となるのです。

ネイラは、山田興業（株）が昭和中期に圧縮空気を動力源として使用する釘打機の情報をアメリカから得たことをきっかけに、国産初のエア式ネイラを開発することになりました。そして昭和37年に、ステープルを打ち込むことができるエアーネイラである「エアタッカT2−A」を開発し、販売を開始したのが始まりとされています。この頃のエアーネイラはホッチキスの針の形状をしているステープルのみを打つことができ、家具の扉やドア内部の芯材を接合することを目的として使われていました。

現在のような丸釘が打てるようになったのは、昭和48年のことであり「コイルネイラCN−60」という製品名で同社が発売しています。丸釘を針金で溶接し、それをロール状に巻いたコイルネイルを使うという仕組みであり、これによって釘が大量に消費される住宅建築の分野でも活躍するようになります。

エアーネイラは世界中で使われており、東南アジアでは木材でできている輸送用パレット作りの必需品となっています。インドネシアではラタン家具造りの際に、ステープルやフィニッシュネイルを打つ目的でエアーネイラが活躍しています。また、北米の一般住宅は木造建築が主のため、ほとんどの建築現場でエアーネイラが導入されています。

このようにエアーネイラは現在世界各国の建築やものづくりの現場で幅広く活躍しており、欠かせない電動工具として使用されているのです。