京都TOP TOOLSは工具のジョイントカッターの買取を行っています。

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ジョイントカッターとは、別名ビスケットジョイナーと呼ばれており、木製チップによって木材同士をつなぎ合わせるために使われる工具です。板剥ぎが簡単にできるため、自分で幅広材を作ることもでき、近年ではDIY木工が人気を集めていることで利用者が増加傾向にあります。もともと日本では雇い実や額縁のコーナー部分に入れるかんざしなどの指物工作が盛んだったため、これまではあまり普及していない工具でした。

しかし、ジョイントカッターがあれば専門的な技術がなくても、正確で強度が強い継ぎ手加工が容易にこなせるのです。ジョイントカッターによって、木材同士が接合する部分にカッターを回転させて溝を切り込んでいき、ビスケットと呼ばれる薄板をはめ込むことでつなぎます。

このビスケットは、ブナなどの広葉樹を圧縮したものでできた薄い形状をしているチップが基本ですが、最近では合板で作られた安価のものもあります。複数の会社から販売されていますが、ほとんどが同じサイズのため他社のビスケットを使いまわすこともできます。ビスケットはジョイントカッターで溝を切り込んだ部分に、木工ボンドを塗って圧着させます。このビスケットが木工ボンドの水分を吸い込むことで、溝から外れない程膨張してから固まるため、頑丈な継ぎ手加工ができるのです。

ジョイントカッターは、溝の切り込みの深さを調整できる調整ダイヤルが備わっており、これを回してビスケットの大きさに合わせた設定を行います。また、フェンスガイドの角度を変えられるため、傾斜面に溝を入れることもでき、用途に合わせて複数の継ぎ手加工をこなすことができます。

主な用途である平板を複数接合する平面継ぎの他、傾斜切りすることでコーナー角度継ぎができ、テーブルの角部分や額縁のコーナー部分の作成の際に役立ちます。また、切り込み作業の最中は、本体の後ろに向かって切り屑が勢いよく飛び出していくので注意しましょう。そのままにしておくと周囲が散らかってしまうため、切り屑が出てくる箇所にダストノズルを差し込み、ダストバッグを取り付ければ、掃除をする手間を省くことも可能です。