京都TOP TOOLSは工具の電動ドリルの買取を行っています。

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電動ドリルとは、木材などに穴を開けることが主な目的の電動工具の一つであり、電気ドリル、略して電ドル、ドリルとも呼ばれています。モーターと減速機、ドリルチャックなどで構成されており、JISC9605では「携帯電気ドリル（Portable Electric Drills）」という表記になっています。機能はボール盤を小さく携帯化したようなものであり、現在は機械本体も絶縁体になっている二重絶縁のものが主流です。

この電動ドリルは1889年にアーサージェームスアーノットとウィリアムブランチブレインがオーストラリアで発明したものが最初と言われています。現在私たちが使用しているような小型の携帯式電気ドリルは、1895年にドイツにてヴィルヘルムファインが開発しました。そして日本で最初に電動ドリルを開発し、販売を行ったのは1935年であり、現在の東芝の元となった「芝浦製作所」です。世界で初めてピストルグリップとハンドルについているトリガーによって、スイッチが入るタイプの電動ドリルを発明したのは、Black & Decker社であり、1916年のことでした。このスイッチ付き電動ドリルはトリガースイッチの特許として1917年に特許登録がされています。発明された当時の電動ドリルは、ドリルそのものを取り付け方向に回転させて、木板や金属板に穴をあけるタイプの電動工具でした。

その後さまざまな機能が本体に追加されたことで、先端部分に取り付けられる工具の種類も豊富になり作業の範囲が広がっていきます。その結果、現在では穴あけのみならず、ボルトの締め付けや弛め、さらには板の研磨や研削りといった一連の作業が電動ドリル一つでまかなえるようになりました。電動ドリルの多様化とともに、名称も「コード付き電動ドリル」、「ドライバードリル」など機能性能を追加表示するように変化しています。

現在家庭用で人気が高いのは、小型で軽量のコードレスで使用できるタイプの電動ドリルです。充電時間が15分から20分で完了する短時間の製品が主流となっており、休日のDIYや家具の組立ての際に活躍しています。