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自動壁紙糊付機とは、クロス（壁紙）を自動的に糊付けを行う機械で、クロス貼の工事には欠かすことの出来ない機械です。クロスの裏面に糊を付けながら、クロスの耳と言われる柄が印刷されていない部分を自動で裁断してくれます。そのため、クロス貼が容易に行う事が出来ますので、クロス施工を行う場面では、ほとんどの職人がこの自動壁紙糊付機を使用してクロス貼を行っています。また用途に応じて様々な機能を利用することが出来るため、クロス貼の工事ではとても重要な機械となっています。

自動壁紙糊付機はクロス残量と糊残量を自動表示出来るもの、設定枚数と長さを表示出来る積算機能が付いているもの、壁紙が無くなる前に自動停止するもの、糊の補給警告が出来るものといった様々な機能が搭載されている自動壁紙糊付機が登場しています。たくさんの機能が搭載されているものとなると、定期的な面テンスがとても大切なものとなりますが、個人で自動壁紙糊付機を保持する場合はメンテナンスが難しいため、専門の業者に依頼してメンテナンスを行ってもらうのがよいでしょう。またメーカーによっては特殊な構造となっていることも多く、修理交換の際の部品も特殊なものとなる場合があるため、専門知識を持ってのメンテナンスがオススメです。

自動壁紙糊付機は1972年に世界で初めて発売され、今もなお、進化を続けています。発売された当時は重量110Kg、糊付速度3.5m/minと大変重い機械でしたが、現在では大幅な軽量化に成功し重量30Kg弱、糊付速度17m/minと軽量でコンパクトな機械に生まれ変わっています。また裁断機能も向上しており高機能なものになると、クロス切れ検知機能や糊連動供給機能が搭載されています。そのためこれらの機能を利用すれば、個人でもプロ顔負けのクロス貼を行うことが可能となります。ただし、扱いが難しい種類の自動壁紙糊付機もありますので、使用する際には注意事項をしっかりと確認し、トラブルとならないよう、十分に注意をすることが必要です。