京都TOP TOOLSは工具の糸ノコ盤の買取を行っています。

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糸ノコ盤とは、糸鋸を電動にしたものでありテーブル部分に置いた材料を動かしていくことで切断を行います。糸ノコ盤のテーブルを傾ければ傾斜切りもでき、ブレードを変更することで木材以外にも薄い鉄板、プラスチックなども切断が可能です。手で持って材料を切断する工具よりも、刃に向かって材料を滑られていくことから複雑な曲線を切ることもでき、精巧な切り抜き文字や透かし模様といった木工細工に欠かせません。

糸ノコ盤は起源に諸説ありますが、1829年のイギリスにおいてドクターフェロ—のAnnual賞を授与された記録が最も古いとされています。そして、1860年代ごろに足で動かすタイプや手動クランクタイプの糸ノコ盤がアメリカにて広がり始めました。現在の主流になっている電動糸ノコ盤は、1923年の「アメリカンボーイ」が世界初であり、その後さまざまな進化をとげて今の形状となっています。

初めて糸ノコ盤を購入する場合は、あまり高価なタイプよりも3万円から5万円ほどの比較的入手しやすい製品がおすすめです。安い糸ノコ盤だと、きれいに木材が切断できなかったり、ブレがひどくて安定しなかったりと問題点が多いとの意見も多いですが、構造をきちんと理解した上で選べば、安価なタイプでも十分に木工細工を楽しむことができます。

まず、糸ノコ盤は力が100パーセント伝わるカム式がおすすめです。カム式のものはバネ式よりも上下運動のストロークが大きいため切断能力に優れており、厚みのある木材でも切断しやすいのです。ただし、横ブレがどうしても出てしまうため、ベニア板のような薄い材料の切断にはあまり向いていません。特にブレード調整レバーがついているものが望ましく、これによって糸鋸刃に張力をかけることができるため、木材をスムーズに切断することが可能です。また、初心者によくありがちなのが、糸鋸刃の向きを間違えた状態で取り付けてしまうという失敗です。これにより、切断した木材にバリが出たり、切断面が焦げ付いたりする恐れがあるため、確認を怠らないようにしましょう。