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漏水探知器とは、漏水している音を検知し、漏水箇所を特定することが出来る探知器のことです。種類として、地上から測定して地中の漏水を調査するタイプ、対象のパイプに直接機器を当てて漏水箇所を探知するタイプがあります。他にも、業務用として樹脂管の配管路や漏水をチェックしてくれるもの、広範囲で検知してくれるもの、小型高性能マイクが付いたもの、ヘッドフォンが付いた探知機もあります。探知器は目的、方法、精度に応じて様々と異なりますので、使用環境に応じて最適な漏水探知器を選択する必要があります。

そもそも漏水とは、水道管などの何らかのトラブルにより水漏れを起こしてしまっている事を言います。一般家庭に置いて、蛇口が完全に閉まらない、耳を当てると異音が鳴るといった症状がある場合は漏水を疑うと良いです。また、普段あまり気にしない方は多いようですが、水道メーターが異常に上がっている、水道料金が普段よりも高いといった場合も漏水を疑うべきでしょう。そのためこのような症状がある場合は、念のため専門業者にお願いするか、自分で調べる必要があるのです。そしてもしも自分で調査するために漏水探知器を購入する場合、安いもので1～2万円が相場となります。

漏水探知器は物によっては、特殊な技能を必要とするため、正確に割り出す事が出来ない可能性もありますので、良く考えて決めたいところです。対して業務用で使用している物の中には、数百万円もするような高価な漏水探知器もあります。そのため、水周りの事で怪しいと思ったら、迷わず専門業者にお願いをした方が確実に良いと言えます。それでもどうしても、自分で調査したいという方は、まずはレンタルという形で試す事も可能です。

漏水探知器は一般の方が、使用する機会は殆ど少ないといっても過言ではないです。ただし、定期的に水漏れ周りを調査したいという方、水道管を張るようなDIYを行う際にはとても役に立つアイテムとなりますので、漏水探知器を置いておくことは万が一の備えとなるかと考えられます。