TOPおもちゃ屋さんは7.5インチゲージの買取を行っています。

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7.5インチゲージとは、縮尺が1/7.5、軌間が190.5㎜の鉄道模型の規格の総称です。 この大きさの鉄道模型は、主にライブスチームに使われていることが多く、縮尺が1/7.5 であることから、7.5インチゲージと呼ばれています。 7.5インチゲージのライブスチームは、実際の蒸気機関車と同じ機構を備えている模型のことを言います。

ボイラー部分は単純なあぶり釜を用いたもの、ボイラー中央の煙管のセンターフリュー式。 また、蒸気機関車に実際に使われているボイラーを小型化したロコボイラーのもの、瞬間湯沸かし器と同じ構造であるフラッシュボイラーなど、さまざまな種類があるのが特徴です。 実際の蒸気機関車の構造としては廃れ、使用されることがほとんどなくなった首振りエンジンを、あえて7.5インチゲージなどの鉄道模型に採用する愛好家も多いのが特徴です。 また、蒸気機関は吸気口と排気口の部分を、ある程度距離を開けておかないと、排気を吸気口から取り込んでしまい故障に原因になります。

しかし、7.5インチゲージなどの小型のものの場合は、距離を開けておくのが難しいため、ピストンバルブ式よりも、スライドバルブ式の蒸気機構が採用されることが多いです。 ただし、ピストンバルブを持っている蒸気機関車を、スライドバルブ式で再現しようとした場合、リターンクランクの位置が実際のものとは位置に違いがでます。 それを解消するため、前後の吸気口の部分が逆になるようにクロスポートが採用されていることが多いのです。 また、給水用に軸動ポンプや注水器が使用されています。

7.5インチゲージのライブスチームを製造している会社は、小川精機株式会社が有名。 国内の模型用エンジンメーカーであり、カー用エンジンを筆頭に模型用ロータリーエンジンの製造、販売を行っています。 7.5インチのライブスチームに関しては、1978年から販売を開始しており、現在は「O.S.ボールドウィンモーガル」というアメリカ型の模型を販売。 100%機械加工で塗装も行われており、ハンド工具のみで個人が組立を行えるのが魅力です。