TOPおもちゃ屋さんは防弾チョッキの買取を行っています。

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ドラマや映画、漫画などでもおなじみの防弾チョッキ。 でもそれがどのようなものなのか、実態は意外と知られていないかもしれません。

いわゆる防弾チョッキは洋服のベストのような形をしていて（英語ではベストと言われますが）、私服の警官などが上着の下に着込むのを前提に作られています。 素材はケブラーやポリエチレン繊維などを多層にして作られ、主に拳銃の弾を貫通させないことを目的としています。 ですので、より強力な小銃弾や鋭利な刃物などが突き刺さるとすり抜けてしまうことが多いのです。 また、飛んでくる弾丸のエネルギーそのものを無効化するわけではないので、体内に弾丸が入ることはなくてもひどい打撲を負ったり、内臓や骨に深刻なダメージを受けたりすることもあります。 値段も本式のものは十万円前後しますので、よほどの必要性がない限り入手には覚悟がいるでしょう。

軍用で防弾チョッキに相当するものはボディアーマーと呼ばれます。 映画などでは戦場の米軍兵士が身につけていますが、元々は弾丸ではなく、砲弾や地雷などが爆発した時の破片から身を守るためのものでした。 ですので、戦場で飛び交う小銃弾には無力です。 最近では小銃に対する防護能力のあるものが出てきていますが、それを実現するためにセラミックプレートを仕込み、さらに肉体を守るための緩衝材が入れられています。 そのため重さは１０～２０kgにもなり、着ている兵士にはかなりの負担です。放出品として売られているものもありますが、値段が高いし何といっても重たい！　 サバゲーでこれら実物を使うとなると、敵にやられるよりも先に、重さで自分の方がへばってしまうかもしれませんね。

そこで、もしサバゲー用などで防弾チョッキに類するものを身につけるならば、専門にデザインされた「ベスト」を入手されることをお勧めします。 多くは弾倉パウチやアクセサリ類を取り付けるためのもので、防弾機能のない「なんちゃって」品ですが、戦場気分を演出するだけならばこれでも十分かもしれません。

最後に、防弾チョッキとは似て異なるものとして、防刃ジャケットをご紹介します。 これは防弾チョッキでは防ぐのが難しい、きっ先の鋭い刃物から身体を守ることを目的としたものです。 もちろん銃弾への防護は期待できませんが、日本のような環境ではこちらの方がむしろ「実用的」と言えるかもしれません。