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ファッションの一部として、あるいはトレッキングパンツや作業着代わりにミリタリーパンツを使っている人も多いかもしれません。

でも、迷彩の上衣やジャンパーの場合だと気軽に手に入れて着ることができるのに対し、ミリタリーパンツはどちらかといえば手を出しにくい印象があるのではないでしょうか。 なぜなら、それはサイズをその都度ピッタリ合わせる必要があるからでしょう。 上衣の場合、多少大きめであっても何の問題もないですが、パンツだと、ウェストと丈が合わなければ穿きこなすのは結構つらくなります。 サイズをチェックして、できれば試着までやったほうがよさそうです。

特に海外のミリタリーパンツの場合、軍の放出品だったりすると、注意が必要です。 何しろ海外、特にアメリカの軍規格では身体も大きく足も長い兵士が想定されていますから、そもそも日本人に合うものが見つかりにくかったりします。 それとサイズ表示は国によって独特だったりしますので、簡単に現物の表示をチェックしただけでは判断がつかないかもしれません。 でも、ちゃんとした販売店であれば、必ずサイズの変換表や読み替えた表示を用意してくれています。 店なり、サイトなりを訪れた時にはこまめに情報をチェックすることを忘れないようにします。

実際のミリタリーパンツの着こなしでは激しい動作をあらかじめ考え、二重に重ねて履いたりすることもあります。 そのため、軍規格のパンツは全体に太めな仕上がりになっているものです。 ファッション的な着こなしでは細身のもののほうが求められる場合もあるでしょう。 ミリタリーパンツとはいうものの、生地や迷彩柄のデザインだけを流用したのもアリなのかもしれません。

同じようなことは生地にも言えるかもしれません。本来軍事使用目的の衣類の場合、どうしても機能のほうが優先されます。 防寒性など以外にも、難燃性や赤外線放出を抑えるなど、特定の役割が求められていることがあります。 そのような機能を求められるのであれば別ですが、そうでない場合、素材によって通気が問題となる場合があります。 上衣と違い、パンツを着用していると通気性が気になってしまうことは多いと思います。ミリタリーパンツを選ぶ際には、そんな特性にも着目してみたいですね。