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マシンガンとは機関銃ともいいますが、弾を連射すること、それも比較的遠方に向かって撃ち出すことを目的とする銃です。つまり、敵をできるだけ遠くに釘付けにするための武器でもあるわけです。なお、機関銃と呼ばれる銃は普通、小銃などと違って銃本体に二本脚、もしくは専用架台といった固定用の「脚」が付くのが前提となります。手持ちを前提とするのは短機関銃、二脚（バイポット）がつくのは軽機関銃、より大掛かりな架台に載せるものを重機関銃と呼んだりしますが、実際には厳密な区別があるわけではありません。マシンガンというと、普通は軽機関銃以上のものを指します。

マシンガンといえばトイガンの中でもかなりの「大物」になりますので、作っているメーカーも限られ、値段もそれなりのものになってしまいます。ここでは、代表的なマシンガンと、トイガンとしてそれを作っているメーカーを順に見ていってみようと思います。

現代のマシンガンの代表といえば米軍のM60でしょうか。映画『ランボー』などでおなじみになったベルト給弾式の大型マシンガンです。トイガンとしては、かつてTOPから出ていましたが、こちらはガスブローバックでした。サバゲー向けの電動エアガンも入手可能ですが、こちらは海外製になります。海外品といえば品質もピンキリですが、なかでも台湾のLCTのM60はかなりのもの、のようです（値段も含めて）。

同じく米軍のものでは分隊支援用のマシンガンMINIMIがあります。トイガンとしては、これもTOPからかつては出されていましたが、今は海外品ばかりで種類も非常に多いようです。米軍仕様で固める場合、こういったものの有無で結構格好が違うものですが、海外ものは当たり外れがありますので、評判などをチェックの上、買うかどうかは慎重にしたほうが良いでしょう。

根強い人気のマシンガン トイガンはナチス・ドイツのMG42でしょう。映画ではおなじみの銃で、M60の元にもなりました。トイガンとしてはショウエイから出ていますが入手はなかなか難しいかもしれません。海外品もありますが、中でもG&Gのものは結構評判がいいみたいです。

日本軍ものとしては何と言ってもKTWのマシンガン トイガンでしょうか。こちらからは九六式、九九式軽機関銃が製作販売されています。火力が必要ならばマシンガンは揃えておきたいところ。値段もそれなり、重さもありますが、マニアにはたまらない存在です。