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スナイパーライフルとは、距離を置いたところから単発、目当てとする相手に弾を撃ち込む、狙撃のためのライフル銃ですが、かつてはそれ専用のものが作られていたわけではありませんでした。第二次世界大戦の頃はどこの国でも、実際に製造した通常のライフルの中から特に出来のもの良いものを選び出して狙撃用に回していたようです。現在では専用のものがモデル化され、製造されるようになっています。

スナイパーライフルのトイガンもまた、いろいろなメーカーから各種モデルが出ています。その特徴は、連射する必要がないのでほとんどの場合構造がボルトアクションであるということでしょう。つまり、一発撃つごとにボルトを手前に引いてから、また元に戻す、という操作が必要になります。この動作が、エアコッキング式のメカニズムにはちょうどおあつらえ向きに使えるわけです。

スナイパーライフルのメジャーというと、米軍のウィンチェスターM70やレミントンM700などの系列でしょう。トイガンとしても、KTWやタナカワークスなどが出しています。変わったところではバレット製のセミオート狙撃銃でしょうか。アフガニスタンなどで米軍が使っている場面がよく出てきますが、他にない大口径が特徴。でも、エアガンではさほどメリットは出せないかもしれません。ちなみに海外品のみ入手可能です。

米軍以外のスナイパーライフルというと、旧ソ連のドラグノフでしょう。映画などでは主人公側に敵対するライバルのスナイパーが必ずこれを使っています。トイガンとしては海外品のみとなりますが、その独特のスタイルは結構人気があるようです。

あと古いものでいうと、以外と人気があるのが旧ソ連のモシン・ナガンかもしれません。スナイパーライフルとしては決して高級品ではないですが、映画『スターリングラード』であったように、ソ連の対独勝利に大きな役割を果たしたものとして知られています。

最後に、スナイパーライフルに欠かせないアクセサリとしてスコープのことを。トイガンといってもやはり正確な狙いをつけるためのスコープはつけておきたいところ。でも、本体と違いこちらは大概本物を取り付けることになりますから、値段のほうも相当なもの。本体とのマッチングも含めて慎重に選んでおきたいところです。