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実銃のショットガンは径の小さな散弾を多数、広がりを持って撃てる武器です。弾の装填方法は、左右二連の銃身に二発装弾するタイプもありますが、多くは前グリップがスライド式になっていて、前後に動かすことで弾を供給する方式です。映画などのアクションシーンには極めて出番が多く、それとともにトイガン化が行われる、ということが何度も繰り返されています。ライアットガンという別称もありますが、スライドを動かした時の音を聞いただけで犯罪者がビビって手を上げて出てきた、などという逸話があるくらい、実際には恐ろしい存在です。市街地での戦いやSWATなどを想定した場合、ショットガンのトイガンは必需品となることでしょう。

ショットガン トイガンの特徴は何といっても一回の発射ごとに手を使ってスライドアクションさせる、という点にあります。この操作がエアコッキング方式のエアガンには、空気を圧縮させるのにちょうどおあつらえ向きになるわけです。そんなこともあってか、多くのショットガンがトイガン化されています。

東京マルイのショットガンでは、一度に三発のBB弾を、ホップをかけながら撃ち出すことができるとのこと。エアコッキングですので動作の安定も期待できそうです。また、SPAS 12は『ターミネーター』でアーノルド・シュワルツェネッガーが片手で撃ちまくった戦闘用のショットガン。ゴツい、どっしりとした形状は、他の銃とはちょっと違う強い印象を与えるでしょう。ショットガンSPAS 12といえば、KTWからもトイガン化されたものが出ています。こちらはKTWとは思えないくらいの低価格。カートリッジのギミックなどはありませんが、その分高性能がうたわれています。

これら以外にも多数のショットガンがトイガン化されて出されていますが、中でも変わりダネは映画『マッドマックス』に出てきた改造二連ショットガンでしょう。銃身を極端に切り詰め、拳銃のような感覚で使われるものでしたが、実銃でこんなものを持っていれば間違いなく違法。