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H&Kとはドイツのヘックラー＆コッホ社のことで、戦後設立された比較的新しい銃器メーカーです。自動拳銃や自動小銃、短機関銃などを製造し、特にその品質や性能の高さで知られています。そのためその製品は、ドイツのみならず世界中の軍や警察などで使われています。日本でも警察のSATがMP5短機関銃を装備したことで、特に有名になりました。

H&Kのトイガンとしては、長物、ハンドガンを問わず、各社から様々のものが出ています。長物トイガンでH&Kの物としてはちょっと変わり種ながら人気があるのがHK416／417でしょうか。こちらは米軍正式採用のM4カービンを米陸軍から依頼されてH&K社が改良版として製作したものです。米軍自体には採用されなかったものの、特殊部隊ほかで使われています。

トイガンは東京マルイから出ている次世代電動ガンの評判が高く、特にブローバック時のリコイルやこまかなメカニズムの再現などで完成度の高さが光っています。形としてはM4とそれほど変わるわけではないですが、東京マルイの中ではまだ新しい製品ということで、最新の技術が結集された形になっているのでしょう。また、KSCからは狙撃にも使えるタイプのHK33が、電動ながらもメカニズムにこだわった形で出されています。

H&Kのサブマシンガンをトイガン化したものでは、ガスブローバックのMP7が気になるところです。東京マルイのモデルはフルオートでの性能やディテールにこだわったところなど、完成度の高さが群を抜いているようです。あと、ハイサイクルタイプのエアガンでは小型のMP5も相変わらず人気があります。

H&Kのトイガン化されたハンドガンとしては、ドラマ『24』でおなじみになったUSPの人気が高いようです。同じく東京マルイからはガスブローバックでコンパクトモデルを再現、また電動ガンで40口径モデルを出しています。とくに電動ガンではフルオート射撃ができ、完成度も高いので、サバゲーでは融通の利くサイドウェポンとしてうってつけのようです。H&KのハンドガンはKSCからもUSPなどが出されています。技術的なこだわりは同社ならではのもので、若干高めですが持つだけの価値はありそうです。