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フラッシュライトというのは、一般には懐中電灯の事を指しますが、特にサバイバルゲームなどにおける使い方について少し考えてみたいと思います。

ミリタリー向けのフラッシュライトとして一般的なものは、米軍仕様のいわゆる「L字型」懐中電灯です。 曲がった形をしているため、胸に取り付けた状態で目の前を照らし出す事ができるようになっています。 夜間、地図やコンパスを確かめる時などに使われるもので、ほかに誘導灯代わりに使う場合の色付きフィルター（赤色、青色ほか）が付属します。

また、誤って点灯させる事を防ぐために、スイッチ周りをガードするデザインがとられています。 サバゲーでも、暗がりで手元を確認する必要がある場合に使えそうです。 ただし、光を出すというのはやはり目印となる恐れがありますし、余分な装備は体力の消耗にもつながりますので、使うかどうかはケースバイケースで判断する必要があるでしょう。 米軍オリジナルのものもよく出回っており、簡単に入手する事が可能です。 頑丈な日常防水仕様のフラッシュライトですので、一本、災害時の備えで用意するのにもちょうど良いかもしれません。

サバゲーでフラッシュライトというと、M4のようなライフルに直接取り付けるものを思い浮かべる方があるかもしれません。 こちらは取り付けのためのリングマウントも含め、実に様々なものが市販されています。 ライト自体は強力なLEDが主流となってきました。 特にこれが使われる場面は、もっぱら屋内での接近戦でしょうから、壁にぶつけたり硬い床に落としたり、といったことも想定されます。 値段は高くなるかもしれませんが、できる限り頑丈な、正規のモノを選んでおきたいところです。

また、ヘルメットに取り付けることのできるものなど、フラッシュライトとしての形も様々なものがあります。 あくまで用途や状況に合わせて選ぶ必要があるでしょう。 実際、ライフルにフラッシュライトを取り付けていても、それを使って狙いを定め、命中させるにはかなりの困難が伴います。 スタイルのひとつとして取り入れるのであれば、デザインなどにこだわるのもアリなのかもしれません。