京都TOPおもちゃ屋さんはデジトラックスの鉄道模型の買取を行っています。

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デジトラックスは、アメリカの鉄道模型用のDCCシステムやデコーダなどの付属品を取り扱うメーカーです。 1980年代にDCC事業へと参入を果たし、現在はフロリダ州のパナマシティに本社があります。 日本ではデジトラックスが作ったDCCデコーダを、鉄道模型メーカー大手の「KATO」が取り扱っており購入が可能です。

このDCCとは「Digital Command Control （デジタル・コマンド・コントロール）」のことであり、鉄道模型の新しい制御システムです。 DCCの特徴は、同一の線路を複数の車輌が同時に自由に走行できるように考えられたシステム。 線路に直接デジタル信号電流を流して、制御を行いたい車輌や線路のポイントに、デコーダから指示を出すことで、走行やライトの点灯、ポイント切り替えなど様々な動作が行えるのです。 たとえば、列車が走行、停車に関係なくライトの点灯切り替えが可能で、明るさも走行に影響しません。 また、勾配がきつい坂などを走行する際も、負荷の変化に影響をされないので安定した走りができるのもDCCの魅力と言えるでしょう。 車輌やレールに専用のデコーダを取り付け、DCCコントローラーからデジタル信号を送って制御するため、電気配線が最低限で済むのも大きな魅力。 これによって、電気配線が複雑にならず、全体をすっきりとシンプルな配線にすることができ、レイアウトの妨げになりません。 そのため、あまり広いスペースがとれないお座敷運転にも向いており、その手軽さから多くの鉄道模型愛好家が使用しているシステムなのです。

他にも、別々の動力車のアドレスを一つにまとめあげることで、一つのスロットルノブでの同時操作ができるタイプも。 これによって、協調運転や重連運転などが簡単に操作できるようになりました。 列車のアドレスを複数のスロットルで同時選択しておけば、2人以上で同じ列車を制御できるスチール機能も可能。 たとえば、実際の鉄道のように駅に到着したら乗務員を交代したり、何らかの原因で一人がすぐに対応できないときの列車の制御をしたい時に重宝するシステムなのです。