京都TOPおもちゃ屋さんはヒルマモデルクラフトの鉄道模型の買取を行っています。

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「ヒルマモデルクラフト」は、東京に本社がある特殊撮影などに使用する特殊美術造形や、撮影用のミニチュアを手掛けている製作会社です。 また、展示用や販売用の模型も制作しており、特に模型塗装のウェザリングにおいて「ヒルマ汚し」という技法で有名。 このヒルマ汚しとは、戦闘機などの機体に明度が違う同系色を塗り重ねていくことで、パネルの表現をする技法であり、「空の大怪獣ラドン」やゴジラシリーズの美術スタッフとして参加していた比留間伸志が作った会社でもあります。

比留間伸志は、かつて鉄道模型会社のカツミ模型で働いていましたが、東宝の特殊美術だった入江義夫の誘いにより、映画「ゴジラ」のミニチュア製作に参加しました。 それをきっかけに「空の大怪獣ラドン」などといった東宝の有名な特撮作品に携わった経験があります。 そして、1966年に入江義夫の誘いを再び受けたことで、特撮テレビ番組の「マグマ大使」の美術スタッフとして参加。 このような経歴を活かし、「ヒルマモデルクラフト」を設立したのです。

ヒルマモデルクラフトは、鉄道模型関連製品も手掛けており全体的にリーズナブルな価格の模型を展開しています。 他にも、駅舎などのストラクチャーも扱っており、完成品をメインに多彩なラインナップを展開。 特に有名なのが「ノスタルジックシリーズ」と銘打った、昭和の日本の風景にあった建物をペーパークラフト化したストラクチャーです。

たとえば、昭和時代の駅舎から乗務員の詰所、古き良き赤ランプが点灯する降板など、どこかノスタルジーを感じるストラクチャーがあります。 HOスケールで、パーツはペーパーやMDF、アクリル、ABSなどが使われています。 これらの素材をあらかじめレーザーカットによって切断されているので、初心者でも簡単に組み立てることが可能。 このように、ヒルマモデルクラフトでは、部屋に鉄道模型を展示する車輌展示用ジオラマも展開しており、経験豊富なスタッフが手掛ける綿密で精細なジオラマを数多く作り続けているのです。