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「プリモロコ」は、株式会社クラウンモデルが手掛けるZゲージの鉄道模型シリーズです。 クラウンモデルは埼玉県三郷市に本社を置き、エアソフトガン、プラモデル、鉄道模型の製造から販売までを手掛けているメーカー。 創業は1966年で、特にエアガンの品揃えが豊富で有名です。

このプリモロコのZゲージ鉄道模型は、線路幅が6.5ミリ、縮尺1/220という世界で最小級のゲージ規格になっています。 片手の手のひらですっぽりと包み込める小ぶりなサイズが魅了であり、最大の特徴です。 小さいサイズだからこそ、手軽に走行を楽しむことができ本格的なレイアウトやジオラマもNゲージなどよりも省スペースで楽しむことができるのです。 鉄道模型を展示しておくスペースがあまりない家庭でも、手のひらにおさまるプリモロコであれば、多くの車両を一度に並べられるのも魅力。 1/87スケールのHOゲージと比べると、そのスケールの違いは倍以上に及びます。 この小ぶりなボディは、鉄道模型マニアから初心者まで幅広い層に愛されるフォルムです。

ラインナップは日本の国鉄をメインに取り扱っており、その中の一つがEP64形です。 「1000番台一般色」は、1970年代に国鉄が開発した勾配用直流電気機関車であり、寝台特急の帆区立などを牽引する役割を担っていました。 模型では民営化後のJR無線を搭載した1次型、2次型をZゲージ規格で細部まで再現しています。 EF64の1000番台は他にもJR貨物更新車、一般色クーラー搭載、茶もラインナップされています。

他にも、タキ43000グリーンもZゲージで再現。 輸送効率を向上させるためのフレームレス構造や、異径胴タンク体を採用したことで、一度に搭載できる容積を最大限まで拡大した鉄道車両であり、43tもの荷重を実現しました。 製品化した243000番台は、タンクにエメラルドグリーンと灰色の2色塗装を施した平成元年から5年の間に作られた車両です。 他にも、貨物列車のワム80000、コキ104、タキ43000など戦後から昭和にかけての復興のために活躍した古き良き国鉄の姿を、Zゲージのミニマムサイズで再現しています。